肥後橋匠 Higobashi Takumi 設計部

WORK

設計は、完成後のことも考えて。
その地域にずっと残っていく仕事だから。

設計部のメンバーは25人ほど。それぞれが「道路」「橋梁」などの担当に分かれており、私は「河川・農業土木」チームのリーダーをしています。具体的には、河川の護岸や堤防、農業用の道路や水路、パイプラインなどを設計する仕事です。

設計とひとことでいっても、条件はさまざまです。特に地形の要素は大きく、山間地と平坦地とでは、設計が大きく違ってきます。また「環境に配慮してほしい」「経済性を重視してほしい」など、クライアントとなる自治体の要望もいろいろ。仕様書を理解し、担当者と何度も話し合いながら、条件や要望にマッチした設計を、こつこつと作り上げていくのです。何もないところから、図面を作り、モノを作っていくのは、やりがいがあります。

その過程でいつも私が心がけているのは、「プラスアルファの提案をする」ということ。特に、できあがった後の維持・管理のしやすさへの配慮は重要です。ゴミが片づけやすい設計にしておく、などですね。なぜならその構造物はずっとその地域に残り、人々の生活の一部になっていくのですから。

基準通りに、また要望通りに設計するのは当たり前。そこへ、施工のしやすさや、メンテナンスのしやすさを考慮した、プラスアルファの提案をするのが、私たち専門家の役割であり責任だと思っているんです。

LIFE

幼い頃からの夢を求めて、地元を選択。
週末は、コメや八女茶の農家に変身。

うちの実家は、農業。でも私は小学生の頃から、土木の仕事にあこがれていました。モノづくりが好きだったし、地域に貢献する姿がかっこいいと思ったからです。大学でも土木を勉強しました。卒業と同時に、同級生たちの多くは東京、大阪へ出ていきましたが、私は子どもの頃からの夢、つまり地域に貢献する土木に携わりたくて、この会社を選んだんです。

実際、九州のいたるところに、この会社の仕事がひろがっています。そして今この瞬間も、住民の皆さんの生活を支えている。「ここは俺が設計したんだぞ」と息子に自分の仕事を見せられることができるのは、本当にうれしいことです。

また、社員同士が和気あいあいとしているところも、この会社のいいところだと思いますね。上下関係があまりない、というのかな。すごく働きやすいんですよ。

土日は、実家に帰って農業をしています。コメ、ムギと、八女茶を作っているんです。特に春は、茶摘みに、田植えと、大忙し(笑)。でも、いい気分転換になっていますね。と同時に農家として、「農業土木」のありがたさも、実感しています(笑)。