野入勇隆 Noiri Yutaka 設計部

WORK

立ちはだかるハードルが多いほど、
完成したときの感動も大きい。

6人のメンバーとともに、道路を中心とした設計を担当しています。市道、県道、国道など、大小さまざまな道路がありますが、まずは概略設計でルートを決め、予備設計、詳細設計、数量計算といった流れで、道路の設計を進めていきます。

最初は、スタートとゴールしか決まっていないんです。どこを、どう通すのか、発注者である自治体や国、そして住民の皆さんの話を聞きながら、ルートを決めていくことが、私たちの大きな役割。そこで大事なことは、現地調査を綿密に行うことと、使う人のことを考えること。どうすればより利便性がよい道路になるかを、常に考えねばなりません。

入社して最初に1人で担当したのは、道路の側面にある大きな擁壁の設計でした。完成するまで、本当にいろいろなことがありました。現地の土質によって、工法は変わります。その工事の場合、特殊な工法だったのでとても難しかったですし、途中、地元の意見で工法が変わるという想定外のこともありました。道路の設計だけで約1年。完成したのはさらに3年後でした。時間がかかったぶん、できあがった擁壁を見た時は、「俺がやったんだ!」という感激で胸がいっぱいになったことを覚えています。

決して華やかなスポットライトが当たる仕事ではありません。それでも、みんなの生命や暮らしを守っているという使命感と誇りを、いつも感じています。

LIFE

子どもたちが大きくなったら、
自分が作った仕事を見せたい。

私は設計がやりたくてこの会社に入ったんですが、すぐにはその願いはかないませんでした。入社して1年目は測量を経験。2年目からは約8年間、「砂防調査」といって、土砂崩れなどの危険箇所を調査する部署で働いていました。ずっと山を登って、スケッチをし、写真をとり、カルテを作っていく仕事。夏は暑いし、冬は寒い、大変な仕事でした(笑)。でもどんな経験も、無駄ではなかったと思っています。設計は、すべての経験が活きる仕事だからです。

そう思えるのも、会社の雰囲気がよかったからだと思います。すごくアットホーム。先輩や上司が話しやすくて、悩んでいたら、親身にアドバイスをしてくれたり、一緒に考えてくれました。これからは自分もそんな先輩になりたいと思っています。

これからの目標は、構造物の維持・管理についての専門知識を身につけていくこと。それから、3歳と1歳の子どもたちがもう少し大きくなったら、「パパがこれを作ったんだよ」と、自分の仕事の話をすることを楽しみにしています。